不倫相手と結婚する方法を探してしまう方へ
後ろめたい思いがありながらも、到底、抑えることのできない、
禁断の恋が存在するのは、事実です。
不倫関係や、先生と生徒の恋などは、
まさにそれを代表するものであることも事実です。
物理的に制御すること（会わないなど）はできても、
心と心でとらわれたモノ同士、
それをコントロールするのは至難の技です。
恋愛とは、人と人、もっと言えば、心と心（脳と脳）、
体と体が、日々、体感していくものですから、
どんなに社会的な倫理から外れてしまっていることでも、
『お互い、愛し合っているのに、何が、悪いんだ…』
という考えは、増す一方です。
不倫相手の考え、心、脳、と結びついて、
方向性も一致しているわけですから、
車やお金など、いわゆる 『モノ』 を盗むのとは異なり、
ある種、健全な競争とも言えるかもしれません。
野球やプロスポーツ選手で言えば、
自分の希望や、待遇・年俸などの条件により、
フリーエージェント（自由契約）は認められている行為ですが、
男女関係の場合、なかなか、そうもいかないのが、現実です。
そして、そんな制限された愛の中で、
更に、追い打ちをかけるかのように、
離婚という大きな壁を乗り越えなければ、
その先の自由、再婚は望めません。
2013年版厚生労働白書案が明らかにしたところによりますと、
異性の交際相手も友人もいない若者は、男性6割・女性5割
です。交際相手はもちろん、恋人候補もいない状態です。
しかも、これは30代までの若者。
アラフォー（35歳以上）になってしまうと、
この数字は、グッと高くなり、交際相手を作ることは、
ほぼ不可能、と言っても過言ではありません。
なんと、35歳以降、結婚できる可能性は1％未満、
という現状もあります。
少子化、晩婚化、未婚率上昇が騒がれている中、
１８～３９歳の未婚者の９割、
２８～３９歳の未婚者の９割５分、
が結婚願望を抱いている中において、上記のような数字です。
つまり、簡単に言うと、
みんな、結婚したいと思っているのに、簡単には結婚できない
ということです。
30～35歳男性の未婚率が47％を突破している
のが２０１３年の現実なのです。
そんな中でも、そんな結婚困難な世の中でも、
例え、不倫とはいえ、本気で愛し合っている２人は『幸運』
なのではないでしょうか。
結婚できない人達の多くは、
５０、６０代までの、仕事バリバリの時期は良いかもしれませんが、
現実として、高齢者になったとき、
７０歳、８０歳、９０歳になったとき、
どう、思うのでしょうか？
高齢者になってからの１０年間、２０年間、３０年間もの間を、
たった一人きりで孤独に暮らし、孤独死を迎えていく
のを避けるためには、
可能性が１％でもある、４０代までの元気なうちに、
いくらお金を使ってでも、いくら労力を割いてでも、
いくら周囲からの目が冷たいものであったとしても、
愛している人と一緒になるために行動し、
必ず目的を達成させるためにあらゆる手を尽くす、
ということは、少ない考え方ではなさそうです。
